東京都医師会中野支部に提出した医療に関するメモ-2005.03.17
○わが街東京中野の安全・安心を最大のテーマに掲げ、幼稚園児を二人抱える家庭の父親として、又子育て世代の代表として、自分なりのコメントを以下の通り述べさせていただきます。
1.中野区区民検診の有料化について
○高齢化が進む中で、介護・保健医療費の増大が議論されています。人の生命を財政論に転嫁する事には反対です。無料検診による病気の早期発見・早期医療による医療費トータルコストの節減という観点から、区民検診の有料化には反対です。むしろ拡大こそが必要と考えます。
2.東京都警察病院移転について
イ.
○脳梗塞や事故等々、緊急性がありまた生命にかかわる事態が増加の一途をたどっております。一方で、救急患者のたらい回しが引き続いて実在する状況は見過ごすことは出来ません。中野区に三次救急の整備が必要であることは、言うまでもないことと考えております。
ロ.
○少子化の流れと保険制度の中で、小児医療が財政上逼迫し、小児医療の環境が質・量ともに減少傾向にあることを、子育て世代の親としても非常に心配しております。少子化の流れを断ち切るためにも、小児医療の充実が急務であると考えております。新生児集中治療室がわが街中野区に整備される事は、警察病院の機能・性格から考えても、当然のことと考えます。
ハ.
○健康を維持していく為に、地元のかかりつけ医の指導を日常的に受けるということは非常に重要ですし、不可欠であると考えております。そしてほんの数分の診療の為に何時間も待つといった事態を解消するためにも、一般外来診療の紹介予約制の充実が必要であると考えます。警察病院は十分に留意する責任があると思います。
3.学校統廃合について
イ.
○少子化が進む中で子供達の教育環境をどう考えていくのか。基本的な教育論が不足しているように思えてなりません。
社会構造の変化・家庭環境・教師の質や能力等々の多岐にわたる検討がされるべきであると考えま
す。
ロ.
○生活様式や価値観が変化する中で、子供達の置かれている環境は大変厳しいものがあると思います。「いじめ」や過去には想像もつかなかった、「事件」が教育現場で多発する昨今の状況をみると、子供達の心身の健康を守る為のケアーはますます充実したものにしていかなくてはならないと思います。
ハ.
○統廃合に際して、学校施設の老朽度や立替時期等、区の都合での再編計画が既定路線であり、そこに通学する子供達の教育環境や交通動線また家庭環境を配慮することが不足しているように思われます。特に西武線の地下化は早急に整備しなくてはならない問題だと思います。
更に安全な通学路を確保するために警備面での検討また災害時を想定した緊急時の連絡体制の整備等々新しい時代に対応した検討がされるべきであると考えます。
4.中野区の再開発計画について
○中野駅周辺の街づくりについては、長年にわたって検討がされてまいりましたが、具体化については全く見えてきていません。今回発表された基本計画案についても、その実施時期については全く不明確です。実現の見通しが乏しいのが残念です。いずれにしてもタイミングとスピードをもっと重視しなければならないと考えております。
実施案を具体的に進めていく中で、貴支部のご意見の実現に努力するしかありませんが、基本計画案の作成にあたって、当該医師会館関係者の意見が反映されていないとすれば、論外であると思います。
5.学校における性教育について
○物事の判断能力が未熟な子供達を取り巻く環境に、あらゆる情報が氾濫し容易に入手できる今の情報化社会にあって、行き過ぎた性教育や間違った性教育が一部で行われているように思えてなりません。専門医の先生による適正な教育指導が緊急に必要であると考えます。
以 上
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